ふくしまの遊歩道50選 No.31
南湖公園(なんここうえん/白河市)
一周約1.8km
那須連峰が借景の日本庭園が広がる日本最古の公園
1801年に白河藩主松平定信公が造った回遊式自然公園で、日本最古の公園。
身分の差を越えて庶民が憩える「四民共楽」の思想を掲げて造られ、今なお、その志は受け継がれ、市民や観光客の散策の場として親しまれている。
マツやサクラ、カエデ、ツツジなどが湖を囲み、春の桜並木、夏のボート遊び、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の光景が楽しめる。
湖を一周する遊歩道は開園当時の風情をしのばせる「南湖十七景」をたどる道となっている。
湖のほとりには定信公を祭った南湖神社や日本庭園が広がる翠楽苑、茶室の共楽亭などが点在している。
番外 南湖森林公園
南湖森林公園は、多くの方に森林とのふれあいを通じて自然の大切さを学ぶ場として白河市と市民が力を合わせて整備した森林公園です。
お城山展望遊歩道 475m
山桜遊歩道 340m
月待山遊歩道 1.5km
鏡山遊歩道 380m
南湖古道 366m
カタクリの小径 203m
(参考書:ふくしまの遊歩道50選/福島民報社)